• HOME
  • Wordpress
  • WordPressプラグインを使って「CSVで投稿を一括で登録する」方法

2020/04/18 16:32

WordPressプラグインを使って「CSVで投稿を一括で登録する」方法

CSVファイルを使ってWordpress記事を一括で投稿

 

まず…

CSV?ナニソレ食えんの?

という方は予備知識が必要かもなので注意です。

 

さて、早速本題へと進めます。

この一括での投稿は意外と簡単だと思うのでオススメ。

 

どういう場合に使えそうか?

・WP(Wordpress)新規投稿の記事数が多い

・リニューアル等で旧WPから新WPへごっそりと記事データを移行したい

・複製するのに疲れた

・とにかくスピード重視で投稿をこなさなければいけない

・いちいち1枚ずつ新規追加でページ開いてやってらんねぇヨ!

 

…等と、いろいろありますが

多分、一番使い道があるのは大量の投稿データ移行や新規追加の場合かなと思います。

 

 

必要なもの

・WPのプラグイン2種

・エクセルのパチモン?みたいなソフト

 

Export to Text(WPプラグイン)

 

ファイル形式(中身)の把握

まずはどういった内容のCSVファイルを作ればいいのかを調べる必要があります。

理由はサイトごとに投稿フォーマットが違うからです。

 

例えば、「タイトル」と「内容」だけのシンプルな投稿のサイトがあるとします。

また、別のサイトでは「タイトル」と「内容」と「カテゴリー」と「画像」と「日付」とetc…と、カスタムフィールド等で作った複数の設定が必要なフォーマットになってるかもしれません。

 

先にそれらの投稿フォーマットの「形」というものを把握する必要があります。

という訳で、いったんは既存の投稿内容をエクスポートして「例」として引っ張ってくるのが先決です。

 

既存の投稿をエクスポートする準備へ↓

 

【WPプラグイン】

・Export to Text

 

DL先のURL : https://wordpress.org/plugins/export-to-text/

 

※このプラグインは検索で出ないかもなのでZIPファイルを突っ込む

 

使い方の参考URL : https://dot1.tv/wordpress-post-csv-export-to-text/

 

 

 

インスコが完了したら

 

 

①WP管理画面「ツール」>「Export to Text」で吐き出す投稿内容をエクスポート

※この時に通常の投稿なのか、カスタム投稿なのか、固定ページなのか、しっかりと絞ってからやるのがベターです

 

②txtファイル(メモ帳)がダウンロードされる

 

③ファイルの中身を開く

 

④どういったものが吐き出されているか、取り合えずこれで一覧が把握できます

 

※あくまで参考までにDLしたファイルであって、この形式でインポートする訳ではないので注意

 

LibreOffice(無料ソフト)

 

吐き出したファイルを新たに整形し直す作業

中身の形式はもう分かったので、参考にしながら同じ形で記事一覧をエクセル内で作っていくという作業へ進みます

 

ただ、マイクロソフトのエクセルではなく、「LibreOffice」というソフトを使うと効率がいいようです↓

 

無料ソフトの「LibreOffice」をダウンロード

 

【無料ソフト】

・LibreOffice

 

DL先URL : https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/libreoffice/

 

※DLにちょっと時間かかります

 

このソフトがいいという理由は、保存時に

「UTF-8への形式変換」と「カンマ区切り」の対応が楽に設定できるからとの事。

 

最初にエクスポートしていたメモ帳の中身をこのエクセルにコピペして綺麗に揃えていく作業へ入ります

 

まずはWPの管理画面で先にサンプルファイルのDLが必要です

 

Really Simple CSV Importer(WPプラグイン)

 

インポーターとなるプラグインをWPへインスコします

 

【WPプラグイン】

・Really Simple CSV Importer

 

使い方の参考URL : https://liginc.co.jp/web/wp/plug-in/58046

 

先にサンプルファイルをDLしておく

 

①WP管理画面「ツール」>「CSVインポーターの実行」を選択

 

②「サンプルCSVファイルをダウンロード」という項目があるので「CSV」をダウンロード

 

③これがインポート用の例となるので、この一覧に近しいファイルを目指す

 

例えば、1行目の見出しの箇所を見ると…

最初にDLしたメモ帳の方では「ID」「Title」「Date」「Post Type」…という形だった見出しが

サンプルの方では「post_id」「post_name」「post_author」「post_date」「post_type」…となっていると思います。

こちらの方へと合わせていく作業に入ります。

 

※ちなみにカスタムフィールド(ACF)の箇所はフィールド名を1つずつ見出しの部分で指定していきます。この辺りは大まかに整形し直しが必要です。

 

例)

post_id post_name post_date post_title post_type post_category post_author …

 

という形でこれらを1行目に横並びでセルに1枠ずつ埋めていきます。

2行目以降はその中身の内容を入れていく形となります。

最初にDLしたメモ帳を参考にしながら入力していきます。

 

※「post_id」の箇所は空白にしておくと自動ナンバリングになる

※画像に関して新規での登録は出来ない事はないですが、CSVでのインポートはめんどくさくて無理があります、諦めましょう

※同様にチェックボックスやラジオボタンも出来ない事はないですがめんどくさいのでミスる前に諦めましょう

※「post_status」の指定がないとインポート時にdraft(下書き)状態になります

 

 

3行目以降も同様にズラーっと埋めていけばファイル完成です。

 

ではオリジナルのCSVファイル内をまとめ終わって、保存する時の方法↓

 

①「ファイル」>「名前を付けて保存」>「フィルターセッティングを編集する」にチェックしCSV保存形式を選んで次へ

②「文字エンコーティング」をUTF-8に

③「テキストのセルを引用符で囲む」にチェック

④「OK」で保存

これでインポート可能なCSV形式で保存が完了

 

実際の記事一括投稿インポート方法

 

インポート作業

出来上がったCSVファイルをWP内へ一括で投稿する作業です

 

既に「Really Simple CSV Importer」のプラグインはインスコ済みだと思うので

 

①WP管理画面「ツール」>「CSVインポーターの実行」を選択

②作成したCSVファイルを突っ込む

 

これで完了です。

 

まとめ

 

・Export to Textで中身の確認の為(参考までに)にエクスポートする

・Really Simple CSV Importerを使ってWPのCSVサンプルデータをDL

・サンプルに合わせた形式でオリジナルのCSVファイルを作る

・LibreOfficeを使ってCSVファイルを作ると楽

・Really Simple CSV Importerを使って一括でインポート

 

 

では現場から以上です!

 

1283

PICK UP