2020/06/05 20:25
[Wordpress]X(エックス)サーバーでのvagrant公開鍵認証
VagrantでWordpressのローカル環境構築の話のスピンオフ記事となります。
Xサーバー(エックスサーバー)を使った時のVagrant+VirtualBox+VCCWでのWPローカル環境では「秘密鍵」と「公開鍵」の生成、認証が必要となりますので、今回はその認証方法の説明記事です。
私は普段はロリポップのレンタルサーバーを使う事が多いのですが、案件によってはエックスサーバーやさくらサーバーも使います。
今回はエックスサーバー利用時のVagrantローカル環境構築編です。
方法はいろいろあるようですが、私が一番簡単に感じた方法をご紹介します。
ちなみにある程度「Vagrant」を触ってみた人用の内容になるかと思います。
あるいは以前のVagrantでのローカル環境構築方法の記事をある程度進めてみた人が対象です。
Vagrantにログイン
まずはVagrantでSSHに入るとこまで進みます。
コマンドプロンプトを使います。
【Vagrant起動】
vagrant up
【Vagrantにログイン】
vagrant ssh
秘密鍵と公開鍵を生成
SSHに入ってからコマンドでコレ。
ssh-keygen
最初のはそのままエンターで大丈夫かと。
その後、パスワードをタイプしてエンターする。
これを2回。
もちろんここでの入力したパスは覚えておきましょう。
公開鍵をコピー
次にkeyとなるものをコピーする必要があります。
コマンドで続けてコレ。
chmod 600 ~/.ssh/id_rsa.pub
cat ~/.ssh/id_rsa.pub
ズラズラ~っと文字の羅列が表示されます。
表示されているssh-rsaからvagrant@~まで全てコピーする。
公開鍵をXserverに登録
続いてエックスサーバーの管理画面へ。
アカウント > SSH設定をクリック。
SSH設定 > 公開鍵登録・設定
さっきコピーした公開鍵をそのまま全てペーストして登録します。
ここまでできたら、「サーバーID」を確認して下記を書き換えた上でコマンドで打つ。
ssh 【サーバーID】@【サーバーID】.xsrv.jp -p 10022
その後、接続が確認できたらexitでログアウト
exit
Wordmove使える状態
ここまで成功すれば後はもう
vagrant ssh
cd /vagrant
wordmove pull --all
…というようにコマンドが使えるようになっているかと思います。
ただ、pushしたりpullしたりするたびにパスワード求められるのが面倒に思えるんですが…
何かしら対策できるのかもですが、興味のある方は調べてみてください。
取り合えずこれで快適にVagrant利用はできるようになりましたね。
では現場から以上です!
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